やれやれ
ここんところ、口の中が血のような味を感じていた。
気になって歯医者さんに昨日行った。
情けない話だが、歯医者さんに行くのは勇気がいる。
前回の治療からまる5年は経っている。
その間一度もメンテナンスをしていない。
最悪の事態になる前に早めに受診すればいいのだろうけど
やっぱり苦手なものは苦手だから仕方がない。
生来の横着者なので子供の頃からいい加減な歯磨きだった。
そのつけが中年になった今、早くもでてくるとは
浅はかな少年だった私が考える筈もなかった。
歯医者さんはいつ行っても気乗りがしない。
昨日も先を案じてばかりで気が重く何度も溜め息をついた。
診察台に寝かされ歯科衛生士さんが歯の点検をしていると
銀を冠せている歯が真っ二つに割れていることが分かった。
歯医者さんは「残念ですが抜歯しかありません」と言った。
若いつもりでいたが、ついに入れ歯か!と覚悟した。
「おじいちゃん、お口くちゃーい」
「ばあさんや、ポリデ○トはどこかいな?」
そんなシーンが頭をよぎった(孫は全然いないのだが…)。
歯も歯の根っこも同世代よりもきっと痛んでいる筈。
80歳で自前の歯を20本残すなんて既に無理ですから(泣)
歯医者さんの話によるといきなり抜歯は出来ないらしく
抗生剤を一日前から服用してからでないと悪化するそうだ。
ずいぶん以前にかかった別の歯医者さんでは初診で抜歯されたことがある。
それに比べれば、なんと丁寧な対応だろう。ちと安心。
ともかく、これからまた歯の治療にながい時間がかかりそうだ。
耳、鼻、そして今度は歯。
今年は身体のいろんなところにガタがでる年だなあ
関連記事